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近親相姦による子孫への影響について。
以前に近親相姦の回避についてはまとめたので、今回は近親相姦によって生まれる子供への影響について。

ネット上でときどき見かける数字に「近親相姦で生まれた子供の160人中80名に異常があった」なんて情報の源をようやく確認しました。
これはEva Seemanovaが1971年に「A Study of Children of Incestuous Matings.」という論文で発表したものから出たもののようです。
論文の要旨は以下の2点。
1.インセスト群は160人のうち1歳未満の死亡が15名、心臓や脳の奇形・聾唖などの先天異常が見られた子供が65名。つまり半数の子供に深刻な異常があったということ。
2.対照群として通常の子供95名では1歳未満の死亡が5名、その他異常5名の計10名にとどまっていた。

ただ申し訳ないんですが、いまのところこの論文の原文を見ていません。
そのためこの論文におけるインセスト群とはどこまでの親等を含めているのか、といった重要な要素が確認できてないのです。またこの数字に対しても否定的であれ肯定的であれ言及されることが少ないようなので、専門家がどう評価しているのか気になります。

やはり近親結婚では常染色体性劣性遺伝病患者の増加がみられるのは間違いないようです。たとえばフェニルケトン尿症はいとこ婚では他人結婚の約9倍であり、黒内障性痴呆は約36倍にのぼるようです。また「実際に生まれた常染色体性劣性遺伝病患者の 30 ? 80 %は近親結婚によって生まれた子供である」という話もあります。

それでも実際のところ、いとこ同士では常染色体性劣性遺伝病の発生倍率は他人結婚と較べると高くなるものの、個々の病気自体の発生頻度は3200人に1人程度だったりとあまり高くないのでリスクを認識したうえであればまあ問題ないのではないのかなと思ったりもします。
なにより結婚するぞって時はそんな危険性を考慮した上で決断するようなものではないと思うし。
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